前回の記事ではクリスマスに向けてオーダーメイドを考えているあなたに少しでも参考になれば、とオーダーを依頼する上で押さえておきたいポイントについて説明しました。
クリスマスまであと2ヶ月。
オーダーメイドアクセサリーの製作にはどうしてもそれなりに時間がかかります。
もちろんデザインによっても変わりますが。
ですが打ち合わせ〜デザイン製作〜お見積もり〜等の流れを考えると、実はそんなに余裕がありませんので、オーダーメイドをご検討中であればぜひ早めにお問い合わせくださいね!
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ORDER
さて、今回は「過去のオーダー品を元にある程度の参考価格を紹介するコーナー」の続編です。
自分が作りたいアクセサリーが一体どのくらい金額がかかるものなのか?ある程度は先に知っておきたいというのが当然だと思います。
ですので、あくまで参考ではありますが、過去の作品を元に、「これくらいのアイテムならこれくらいの価格ですよ」という大まかな金額の紹介をしている訳です。
今まで
ピアス編
リング編〜その1〜
リング編〜その2〜
と進めてきました。
今回からはネックレス編に入ります。
オーダーメイドネックレスの参考価格
前回の記事でも書きましたが、クリスマスに向けて(クリスマスに限らず)パートナーや友人にアクセサリーをプレゼントする場合、特にサプライズプレゼントの場合、リングやブレスレットは相手のサイズが分かっていないといけない訳で、なかなか難しいのです。
なので、ネックレスを選ぶのがベターですよ、という話をしました。
ネックレスであればチェーンが入らない、ということはまずありませんし、もし入らなくてチェーンを交換すればいいので、他のアイテムよりも手間がかかりません。
そんな点も踏まえて、紹介する作品の価格を参考にして頂ければと思います。
ちなみに、紹介したい作品(に対する参考価格)がボチボチありますので、今回はその1ということで、次回以降も続きます。
さて、それでは紹介していきます。
まずはこちら。
鳥ペンダントトップ – SV950、30mm×30mm、厚み0.5mm
参考価格¥15,000
こちらは0.5mm厚の銀板を糸のこで切り抜いてバチカンを取り付けた作品。
シルエットのみで音符をつかんで羽ばたく鳥を表現しています。
作業としては至極単純で、銀の板を切り抜いて丸カンを取り付けて磨くだけ。
作業工程としては一日あればできてしまう程です。
当然金額的にもかなり抑えることができますし、納期もかなり早くお渡し可能です。
デザインがシンプルであれば当然その分工賃が下がりますし、オリジナルのネックレス(ペンダントトップ)を出来るだけ安価で欲しい、とご希望であればオススメの仕様です。
ですが、シルエットのみで表現されるので、実はセンスを問われる作品だと思います。
続いてはこちらです。
AtoZネックレス – SV925、40mm×13.5mm、厚み3mm、キュービックジルコニア5pcs
参考価格¥50,000(チェーン込み)
ネームネックレスやイニシャルネックレスと呼ばれる、名前やイニシャルをそのままネックレストップにした作品の一種です。
この作品は名前やイニシャルではありませんが、基本的な構造は同じです。
中央に一つのバチカンではなく、左右に2つのバチカンを用いてチェーンを直接取り付けるダブル仕様。実はG-IRONとしては意外に少ない仕様です。
というのも、ダブル仕様にするとチェーンが固定になり、気軽にチェーンの交換が出来ないからです。
気分によってチェーンの種類や長さを変えることができないので、特にオーダーメイドの場合はダブルバチカンでのご依頼は珍しいんです。ダブルバチカンもかっこいいんですけどね。
製作方法としては、地金の板を文字の形に切り抜き、同様に切り抜いた土台部分の板とロウ付けして一体化させ、石留めや磨きを行う、という流れ。
「オーバーレイ」という技法を使って作品を製作しています。
つまり、ワックスからのキャストではなくて、地金(銀)から製作している、という訳です。
そのため原型製作の工賃はありませんが、当然製作の工賃がその分かかります。
横から見ると板が重なっているのが良く分かりますね。
この作品は2枚の板を重ねて作っている訳ですが、これを3枚にすることももちろん可能ですし、逆に1枚で表現すれば金額的には抑えることができます。
※実はこの作品はペアでの製作を依頼されたので上記の価格とはまた違うのですが、単品で頼んだ場合はこれくらいの価格、とお考えいただければと思います。
ダブルバチカンつながりでもう一品。
スター&翼ネックレス – SV925、40mm×20mm
参考価格¥50,000
上の作品と同じダブルバチカンではありますが、デザインや仕様が全く違います。
星と翼を組み合わせた力強い作品で、上から見ると立体的に加工してあります。
仕上げはつや消し。
特殊なブラシを全体的に当て、細かな傷をつけることでつや消しにしています。
つや消しにすることで陰影がくっきりとして、さらに立体的に見えます。
細かな装飾などが入ったアイテムには実はオススメの仕上げ方でもありますよ。
こちらはワックス〜キャストという流れ。
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今回はとりあえず3点ほど紹介しました。
金額は大まかなもので、あくまで参考価格ですが、あなたの作りたいアクセサリーがだいたいどれくらいかかるのか理解する上での一助になれば幸いです。
具体的な金額は当然製作の前に出させていただきますので、実際に製作をするか否かはお見積もりご確認後に判断していただければ良いです。
ですので、あまり難しく考えずに、まずはお気軽にお問い合わせください!
まだまだ紹介したいアイテム(と参考価格)がありますので、このシリーズはもう少し続けます。
次回もお楽しみに!
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