あなたがアクセサリーを選ぶポイントはなんでしょうか?
デザイン?素材?ブランド?価格?
どれを一番のポイントに持ってくるか、それは人それだと思いますし、優先順位などありません。
特にオーダーメイドアクセサリーともなるとなおさらで、あなたのご希望のイメージを形にするので、
どのポイントを大事にするか、はあなた次第というわけです。
ですので、実際にオーダーいただく場合はできるだけ具体的なイメージをお伝えいただけると、打ち合わせもスムーズに進みますし、よりご希望のイメージに近いものになります。
というと、あなたの責任がとっても重大なように聞こえてしまいますが、そんなに心配する必要はありません。
もちろん、アクセサリーとして表現可能かどうか、場合によってはデザインや仕様の修正をしたり、「こっちの方がかっこいいですよ!」などのアドバイスはさせていただきます。
お互いのイメージや希望を出し合った上で、より良いものにしていければと考えています。
それでも気になる価格
打ち合わせを繰り返し、ようやく理想とするアクセサリーのデザインが出来上がったとしましょう。
ところが、それで見積りを見たときに、想定していた金額と大きく幅があって、依頼するのは無理だ〜と残念な気持ちになる場合があります。
「頑張ればなんとかなる」ような金額であれば良いですが、「さすがに厳しい!無理だ!」と依頼できない場合、製作したデザインのみが残るので、残念な気分はひとしおです。
そういった事態を防ぐために、どれくらいの金額がかかるものなのか、ある程度は事前に知っておけると良いですよね。
「だいたいこれくらいかな〜」という想定がある程度具体的な方が、オーダーメイドの依頼もしやすくなりますし。
ですので、前回、前々回と過去のオーダー品を元に、「これくらいの作品であればこのくらいの金額ですよ」という参考価格を記載しています。
(金額は地金の相場の変動などで変化しますので、あくまでも参考価格です。紹介する作品を制作した時にかかった金額ではありません。)
今回はリング編その2ということで進めていきます。
クリスマスまであと2ヶ月と少し。
オーダーメイドアクセサリーをご検討中のあなたに、ぜひ参考にして頂ければと思います!
オーダーメイドリングの参考価格
今回まず紹介するのはこちらのリングです。
印台リング – SV925、リングサイズ21号、正面四角部分10mm×10mm
参考価格¥40,000
形状としては王道の印台リングですが、角をあまり丸めず、エッジが立つように仕上げています。
割と年齢の高い方々に好まれる印台リングですが、正面を四角にしたり、角を立たせることで若い方でも全く違和感なく(むしろカッコ良く)着用できます。
正面の文字はご依頼主様のご要望のデザインをそのまま彫り込んでいます。
正面のフラットな面は完全に自由にデザインできるので、あなたのご要望を最大限に活かせる場所。
デザインが細ければその分金額も上がりますが、今回のリングをある程度の基準としてお考えいただければと思います。
続いてはこちらのリング。
カレッジリング – SV925、リングサイズ11号、正面部分約12mm×10.5mm、合成ブルーサファイアクッションカット7mm×8mm
参考価格¥58,000
空手の道場をモチーフにしたカレッジリングです。
正面の石がクッションカットという長方形に近い形で、その石に合わせてリング自体の形状も四角を基準にしたデザイン。
11号という割とコンパクトなサイズではありますが、石の周りの文字やリング腕部分の両サイドの彫刻など、かなり細かい部分もあり、工賃がそれなりにかかる上、合成ながら石がかなり珍しいもので、その点も金額が上がっている要因です。
例えば彫刻のデザインがもっとシンプルなものになったり、石の種類やカットを変えることで、金額を大幅に下げることも可能です。
続いてはこちら。
紋章リング – SV925、リングサイズ14号、リング幅正面22mm、腕部分10mm、厚み2mm
参考価格¥70,000
リングサイズは14号と大きくはありませんが、幅が22mmあるのでボリューム感満載です。
リングのボリューム感はさておき、特筆すべきは正面の紋章でしょう。
かなり細部まで作り込まれた紋章は、それだけ原型製作の工賃がかかる、ということの表れでもあります。
こういったリングの場合、全体のボリューム感もさることながら、彫刻の細かさによって大幅に金額が変わるので、しっかりとご検討いただきたいと思います。
今回最後にご紹介するのがこちら。
甲冑リング – SV925、リングサイズ30号、リング正面シールド部分26mm×23mm、厚み3mm
参考価格¥105,000
甲冑をモチーフにしたリング。なんとサイズは30号というビッグサイズで、それに合わせて全体的なサイズもかなりボリューミーです。
このリングのポイントはボリューム感、ではなく、細部までこだわり抜かれた甲冑や側面の武器。原型製作にはもちろんそれなりに時間もかかり、その分価格も上がります。
そして、画像からは少し分かりづらいですが、甲冑の胸の部分にはオニキスがセットされています。
甲冑の一部のように見えますが、実はオニキスを甲冑の形に削り込んでからはめ込んでいます。
当然石の代金プラス再カットの工賃や磨きの工賃も含まれています。
つまり、リングサイズが30号でなくても、金額的にはかなりいい値段になる、というわけです。
とは言え、例えばクロムハーツやガボールなどのインポートブランドのリングと比べると、自分の好きなデザインをそれなりの価格で手に入れることが出来るので、かなり安い気がしますね。
そういった海外ブランドを手に入れるのももちろんいいのですが、オーダーメイドとして自分だけのオリジナルのアイテムを手に入れる、というのもぜひご検討いただければ幸いです。
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まだまだ紹介したいアイテムはありますが、とりあえずリング編は今回で終了。
次回からはネックレス編として進めていきたいと思います。
引き続きオーダーメイドをご検討中の方は、参考にしてみてください!
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