今回紹介するオーダー品はネームネックレス。
その名の通り、名前をそのままネックレスにした文字で出来ているネックレスの事ですね。
ネームプレートネックレスと呼ぶこともあります。
ネームネックレスというと、細身の字体で作った華奢なイメージのものが多いですが、今回紹介するものは違います。
ネームネックレスでありながら、ロゴマークのようにインパクトのあるアイテムになっています。
10金ホワイトゴールドのオーダーネームネックレス
今回の地金(素材)は10金ホワイトゴールド。
K10WG
というやつですね。
ゴールドの表記、純度等に関しては以前の記事に色々と書いていますので、「10金とは?」「ホワイトゴールドとは?」というあなたはチェックしてみてください。
ゴールドの表記について
カラーゴールドについて
それでは今回の作品を紹介します!
10金ホワイトゴールド、ネームネックレス(ベースボールロゴ風)
「Taka」の文字をベースボールロゴ風に仕上げました。
サイズは40×25mm、厚み2mmとなかなかボリュームがあります。
アウトラインから一定の距離で線を彫り、その内側に線を並べています。
ただ一定の間隔でラインを彫るだけでは面白みに欠ける為、文字と下部ヒゲ部分のラインでは趣を変えています。
文字側はシンプルなラインですが、下部ヒゲ部分はラインに沿って斜めに削ってある(エアコンの吹き出し口やブラインドのようなイメージでしょうか)為、光の当たり方で上下の雰囲気がかなり変わります。
背面はフラット。端にK10WGの刻印を入れています。
バチカンが左右でダブルになっていますので、こんな風にチェーンを通します。
もちろんチェーンの端をバチカンに繋いでも良いですね。
ご依頼主様の着用画像。
サイズ、厚み共に良い感じのボリューム感があり、ダブルバチカンによる安定感も魅力の一つです。
ホワイトゴールドのアイテムは通常ロジウムメッキをかけるのが一般的。
なぜなら、元々ホワイトゴールドはプラチナの代用として出てきた上に、ホワイトゴールドの色味はプラチナのように白というよりはもっと黄ばんだような色味なんです。(プラチナもシルバーに比べれば暗い白、という感じですが)
ですので、表面にロジウムメッキをかけてさらに白くして、プラチナの代用として使用しているわけです。
(ですが昨今金の相場が高騰し、また逆にプラチナの相場が下がったので、もはや代用品と呼ぶにはふさわしくないものになっていますが)
個人的な見解ですが、ホワイトゴールドにはロジウムメッキ、という風潮はあまり好きではありません。
何故なら、地金がホワイトゴールドでなくても、ロジウムメッキをかけてしまえば同じ色になってしまうからです。
極端に言えば、真鍮にロジウムメッキをかけてしまえば「外見は」ホワイトゴールドと同じになってしまう訳ですね。
確かに変色を防ぎ、強度も上がるので一概には否定できませんが、せっかくの素材の色を隠してしまう上、別の地金でも同じ色になってしまう、というのはやはりあまり好きではありません。
だからという訳ではありませんが、一般的にはメッキをかけるホワイトゴールドですが、今回はあえてメッキをかけていません。
その為白というよりも少し落ち着いた色味で、独特の風合いがあります。
10金なので純度は高くありませんが、軽くお手入れをするだけで長い間愛用できると思います。
ゴールドのカラー、純度など様々なものがあり、「どうしても18金が良い!」などこだわりのある場合を除いて、予算などあなたのご希望に添えるものが製作出来ると思います。
自分だけのゴールドジュエリー、アクセサリーが欲しい、というあなたは是非お気軽にお問い合わせください!
今回のオーダー品のスペックは以下の通りです。
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K10WGオーダーメイドネックレス
素材(Material): K10WG(10金ホワイトゴールド)
サイズ(Size):40×25mm、厚み2mm、丸カン内径8mm、太さ1mm
参考価格:¥80,000~
納期:約2ヶ月
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