オーダーいただいた結婚指輪の作り方紹介もいよいよ佳境。
今回で完成となるか!早速進めていきましょう。
もっともシンプルな留め方の一つで、思いっきり石が主張するものや根本的に石留めの方法が違うものなどを除いて、大体この留め方で留めることが多いです。
(G-IRONだけの話ですよ)
単純に個人的な好みなんですが、石と爪だけのシンプルな関係、というのが好きなのかもしれません。
場合によっては周りを彫って石を止める場合もありますが、特にご希望のない場合はこのやり方で石留めさせて頂いております。
さて話を戻して、こちら↓が仮磨きまで行った状態。
穴を調整して↓の画像のように石が収まりました。(とはいうものの石の部分にピントが合ってないので分かりづらいですね。。。すみません。。。)
基本は石のトップの面(テーブル)がアイテムの表面と同じ高さに来るように調整します。
ですが今回のリングはご覧のようにえぐったような形なので、横から見ると中央が最も凹んでいる訳です。
なので、中央部分は少しだけテーブルが出る(触ってもほとんど分からない位)くらいに調整しました。
さてそうやって穴の調整が済んだら穴あけの際のバリを取り除き、傷を綺麗にしてから、いよいよ本番の石留めとなります。
うーんわかりづらい。。。
ま、そんな流れで石留めをするわけです。
爪(玉)の位置がずれたり爪(玉)が綺麗に出来て無いとかっこよく無いので、細心の注意を払って慎重に留めます。
そうして石留めが完了したら、いよいよ仕上げに入ります。
だいぶ長くなってきたのでバフに関してはかなり省略して説明しましたが、なんとなく分かりましたでしょうか?
またバフに関しては後日もっと細かく作業の内容や注意点、行程などを説明したいと思います。
さて、そんなわけでようやく完成まで漕ぎ着けました。
途中からこのブログをご覧いただいた方のために、今回のリングはすでに以前の記事で紹介していますので、
完成品が知りたい、という方はこちらの記事をご覧ください。
結婚指輪は基本的にシンプルなものが多いですが、今回のように非常にこだわりを持って製作できるのがオーダーメイドの良いところ。
一生着けていくものだけに、手は抜けませんし、製作する側としてもプレッシャーは大きいです。
ですが、お渡しした時の喜んだ顔を見たり、お送りした場合の感謝のメールを頂いたりすると、「やっぱりやってよかった!」と思う訳です。
まあ結婚指輪に限らず、オーダーメイドはほとんどそうなんですが、やはり特別感が違いますからね。
今後結婚指輪に限らず、オーダーメイドのアクセサリー、ジュエリーをご検討中の方は、今回の記事などをぜひ参考にしていただければ幸いです!
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