昨年のクリスマスや年末までにご依頼いただいたオーダーメイドアクセサリーが色々とありますが、今回はその中から一点ご紹介します。
今回ご紹介するアイテムはクリスマスにふさわしい一品。
18金を使用したペアリングになります。
18金イエローゴールドのペアリング
G-IRONでは既に定番になった18金を使用したリングですが、そこにはオーダーメイドならではのこだわりが詰まっています。
アイテムを紹介する前に、今回のリングの地金に関して少しだけ説明。
18金イエローゴールド逆四部割り
今回の18金は以前の記事オーダーメイド ネックレス 紹介【18金ゴールドの舵輪ネックレス】
でも詳しく説明した18金イエローゴールドの「逆四部割り」になります。
赤味を抑え、より黄色というか緑が強めの最近流行りの金地金です。
それではリングのご紹介。
画像をご覧下さい。
今回のペアリングは表側と裏側で全く別のデザインになっています。
(どちらが表でどちらが裏、という事はありませんが便宜的に表裏で表現します)
表側はローマ数字。
そして裏側は沖縄の伝統的な模様「ミンサー柄」。
ローマ数字とミンサー柄のペアリング
表側はティファニーのジュエリーに代表されるローマ数字をモチーフにしています。
もちろん数字には意味があり、今回のご依頼主様は以前も同じ数字でネックレスをご依頼いただいた経緯があります。
文字自体がそのままリングになっているので、立体感があります。
メンズ、レディースそれぞれのリングサイズに合わせて幅や文字の間隔などを調整していますので、同じデザインでも男女どちらも違和感がありません。
裏側は沖縄の伝統的な「ミンサー柄」を表現しています。
沖縄県八重山諸島の竹富島が発祥とされ、正確な時期は分かっていない様ですが、約400年ほどの歴史を持つ「ミンサー織り」という織物に用いられる模様がこのミンサー柄。
5つと4つの四角で構成された「絣(かすり)模様」が特徴で、「いつ(五つ)の世(四つ)までも末長く」という意味が込められています。素敵ですね。
そしてこのミンサー柄、画像では少しわかりにくいのですが、オニキスをはめ込んで模様を表現しています。
小さな四角の溝の中に一つ一つオニキスを加工してはめ込んでいるので、かなり手間がかかっています。
さらに四つ角にはφ1.0mmのダイヤモンドをそれぞれセット。
リングの上部にはφ1.5mmのダイヤモンドをセット。
その日の気分や場所によって表と裏どちらでも着用出来る、リバーシブルなリングになっています。
片側ではローマ数字で大切な日を、
もう片側はミンサー柄でいつの世までもも末長く、というメッセージを。
ご依頼主様はどうやらこのリングを年明け早々にサプライズで恋人に渡して婚約指輪というか結婚指輪というか、そんなふうに使用したい、という事でした。
結果は聞いていないのですが、上手くいったと信じています!
オーダーありがとうございました!そしてお幸せに!
結婚指輪もそうですが、人生の節目になる様な大切な時に使うアクセサリーやジュエリーをG-IRONにご依頼いただける、というのはとてもありがたい事です。
当然その分プレッシャーもありますが、喜んでいただける様に、そしていい結果が出る様に、全力で製作させていただきます!
大切な日の記念に、オーダーメイドアクセサリーを、とお考えのあなた、是非ご相談ください!
それでは最後に今回のリングのスペックを紹介して、終了です。
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K18YGオーダーメイドペアリング
素材(Material): K18YG(18金(逆四分割り))、ダイヤモンドφ1.0m、φ1.5mm(SIクラス合計0.05ct)
サイズ(Size):25号-幅8mm、厚み2mm 11号-幅6.5mm、厚み2mm
参考価格:¥200,000〜
納期:約2ヶ月
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