シルバー、ゴールドと表記に関して書いてきましたので、プラチナも書かないわけにはいかないですね。
というわけで今回はプラチナの表記に関して。プラスアルファでプラチナの豆知識を書きたいと思います。
プラチナ(platinum)は日本では白金と呼ばれ、パラジウムやロジウムなどと一緒に「白金属元素」と呼ばれます。
ちなみに、パラジウムやロジウムもプラチナと同様にアクセサリーやジュエリーで使用される金属で、パラジウムはプラチナやゴールドの割金として、ロジウムはメッキとして使用されることが多いです。
「白金」とはいうものの、ホワイトゴールドとは別物。
日本語の白金(はっきん)はプラチナのことなのでご注意下さい。
「じゃあホワイトゴールドは日本語で何て言うの?」
という質問が来たらこう答えましょう。
「ホワイトゴールドです」
だんだん脱線しつつあるのでついでにふと思った事も書いちゃいましょう。
昔ながらの日本語の金属の表現って面白いですよね。
白金=プラチナとは言うものの、これは学術的な言い方で、
実際のところ日本語だと白金=しろがねは銀のことを差します。
鉄は黒金(くろがね)。
銅は赤金(あかがね)。
そして金は黄金(こがね)。
色でどの金属か非常に良く分かる。日本語は良く出来た言語だなーと思わずに入られません。
何より名前一つに風情がありますよね。
さて話を元に戻して。
プラチナはシルバーと同様、1000分率で表します。
つまり、純プラチナをPt1000(正確にはPt999)と表記します。
アクセサリーやジュエリーで使用されるプラチナはPt850(85%プラチナ)以上の純度のもので、他にPt900(90%プラチナ)、Pt950(95%プラチナ)、そして純プラチナ(Pt999)があります。
当然純度が高い方が価格的にも上がりますが、見た目が大きく変わる、というほどのものでもないので、特に強いこだわりがなければ、一般的に使用されるPt900がベターかと思われます。
そんなプラチナですが、非常に安定した物質で酸にも強い為、アクセサリー、ジュエリーに使われるのはご存知の通りですが、
他にも車のマフラーや点火プラグなどにも使用されていて、用途はかなり広いんです。
なので、相場の変動が激しく、ジュエリー業界の関係ない部分で価格が決まるので、なんとも言えない部分ではあります。
とはいえ、その他の金属に関しても同じようなことが言えますが。
さて、実際にプラチナのアクセサリーやジュエリーをオーダーいただく場合、圧倒的に多いのが結婚指輪です。(G-IRONの場合は)
そこで過去オーダー頂いた結婚指輪の中から少しだけ紹介しましょう。
(アイテムの詳細はまた後日別の記事で書きたいと思います!)
形、仕様は様々です。
それからこんなものも。
これはベビーリング。
Pt900、 ペリドット、タンザナイト、エメラルドを使用したフルエタニティ(リング一周隙間なく石が留められている)というかなり豪華な一品。
当然結婚指輪に限らず、場合によってはスカルのリングだろうとプラチナで製作可能です。
素材として非常に安定していますし、昨今はゴールドよりも安くなっているので、割とオススメかと。
プラチナのスカルリングを作る勇者求む!(笑)
まあ冗談はさておき、プラチナの場合、上記のように結婚指輪のオーダーが多いんです。
G-IRONの場合、オーダーの打ち合わせは基本的にメールでのやりとりですが、ものによっては直接お会いして打ち合わせする事も可能です。
特に結婚指輪の場合は今後長い時間共に過ごすので、可能であれば直接お会いして打ち合わせするのをオススメしています。
普段アクセサリーやジュエリーに興味の無い男性が結構気合い入って打ち合わせしたり、パートナーの新しい一面も見れるかもしれません(笑)
(もし結婚指輪のオーダーをご検討中の方がいましたら、その点も踏まえてご検討ください)
と、色々と脱線してまとまりがありません(すみません!)が、今回はプラチナに関して諸々紹介させていただきました!
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