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ゴールドのオーダーメイドのご依頼が増えている、という話は以前からこのブログでも書いていますが、現在は半々から6:4でゴールドが多い、という感じです。
今回紹介するオーダー品はゴールドとシルバーのコンビネーションリング。
それぞれの素材の良い部分を掛け合わせたような作品になります。
18金とシルバー925のシグネットリング
今回のリングはいわゆるシグネットリングになります。
シグネットリングとは?
シグネットリングとは、印章、紋章付きのリングの事で、その昔ヨーロッパの貴族がそれぞれの家の家紋をリングに彫刻し、自らの出自を表すものとして着用されたものです。
封蝋という手紙に封をする際に用いられ、上部の紋章を押し付けて自分が書いて封をした、ということの証明に使用されていたようです。
日本では印台リングとして知られていますが、その名前の通り、印鑑の代わりとして使用されていた、というのがわかります。
今回のリングは様々な印台リングの中でも丸印台の形状で、丸みがありボリュームがあります。
それでは紹介しましょう。
リング正面に18金、リング本体はシルバー925を使用したシグネット(丸印台)リング。
リングサイズは17.5号、正面の直径が17mm、腕部分の厚みは2.5mmとかなりボリュームがあるメンズリングになります。
正面18金部分には王冠を被った双頭のイーグル。
ローマ帝国の象徴として用いられた紋章ですが、現在でもロシアやドイツの国章、ギリシャ正教会でも使用されています。
リング側面には植物を模した模様を彫刻。
リング正面鷲の王冠上部にある三角の中には直径1mmの、そして側面のひし形のような模様の中にも直径1.5mmのダイヤモンドがセットされています。
リングは裏抜きがなく、ボリュームがありしっかりとした重量感があります。
正面ゴールド部分の厚みは約2mm。
鷲の乗っている剣にぶら下がっているリボンには小さな文字がレーザー刻印されています。
画像を見て分かる通り、非常に細かな彫刻が施されています。
細いラインまでクッキリと確認でき、側面の植物のような模様の下には小さな粒が一つ一つ彫刻されています。
さらに画像では分かりませんが、正面部分の凹みの中も側面同様小さな粒が彫刻されています。
ボリューム感がしっかりとあり、かつ細部に至るまでこだわって製作した今回のリング。
全てゴールドで製作すると非常に高額になるため、リング自体はシルバーで製作し、正面にゴールドを使用する事で価格の調整と高級感を両立させました。
また、シルバーとゴールドでカラーが切り替わる事でメリハリが出ています。
もちろん、オールゴールドでもオールシルバーでも製作は可能ですが、異なった地金を使用する事でリング全体の雰囲気をとてもよくしています。
ボリューム感と繊細さ、そして地金の切替によるメリハリと、全て高いレベルで上手くまとまったリングになりました。
リングの形状、デザイン、そして地金の組み合わせなど、あなたがオーダーメイドを検討する際に一つの参考にしてみてはいかがでしょうか?
それでは最後に今回のリングのスペックを紹介して終了となります。
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K18YG & SV925オーダーメイドシグネットリング
素材(Material): K18YG(18金)、SV925(シルバ−925)、ダイヤモンドφ1mm、φ1.5mm
リングサイズ(Size):17.5号、正面直径17mm、リング厚み1.5mm
参考価格:¥125,000~
納期:約1.5ヶ月
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