だいぶジメジメした季節になってきました。
ここ埼玉は梅雨入りした様ですがほとんど雨が降らず、毎日暑いです。
この時期から夏にかけてはどうしても汗を掻くので、シルバーアクセサリーが変色しやすい時期です。
着用後はしっかりと汗を拭き取り、こまめにメンテナンスしてあげましょう!
また着用していないときはチャック付きのビニール袋などに保管して、できるだけ空気に触れない様にしておくと変色しにくくなります。
参考までに。
さて、本日はオーダーいただいた作品の紹介です。
今回はアクセサリーというジャンルの中でも指や首や耳に直接触れるものではなく、実用的なアイテム。
具体的には「帯留め」です。
オーダーメイド シルバー 獅子 帯留め
アクセサリーといえばリングやネックレス、ピアス、ブレスレットなど肌に直接触れるのもをイメージしますが、ウォレットチェーンやキーチェーンなど実用的なものももちろんあります。
今回は帯留め。ジャンルとしては後者の実用的なアイテムですね。
早速紹介していきましょう。
日本の伝統的な獅子を象った帯留めで、かなり立体感があります。
獅子の帯留めはいわゆる伝統工芸品にも多く、昔から親しまれてきた様ですが、今回は口にご依頼主様お持ち込みのダイヤモンド(0.3ct)を噛ませるなど、モダンな部分もあり、ただ単純に昔ながらのイメージではありません。
とはいえ、通常のシルバーアクセの様にピカピカに磨き上げるのは今回の作品のイメージに合いません。
ですので、梨地(つや消し)仕上げで落ち着いた輝きで、使い込んだ様な味を出しています。
サイズは63mm×37mmというかなり迫力のサイズで、厚みも10mmとかなり分厚いので、裏面はしっかりと裏抜きして使いやすい重さに調整しています。
帯紐を通す部分はしっかりと磨き上げ、シルバーらしさを出しています。
斜めから見ると厚みがわかりやすいでしょうか。
この厚みを利用して可能な限り立体的に見える様に造形しています。
そして特筆すべきはやはりたてがみや尾の部分。全体の立体感をしっかりと出しつつ、一本一本のラインを丁寧に彫っています。
ダイナミックでありながら細部までしっかりと手を入れる。こういった造形ものの作業は個人的にもとても好きで、時間を忘れて集中できます。
ご依頼主様から送っていただいた帯留めの着用写真を紹介します。
落ち着いた上品な色味の着物と帯にとてもマッチしていて、「かっこいい」という印象を受けました。
着物と帯の柄や色によってかなりイメージが変わり、組み合わせる楽しみもあるかもしれませんね。
帯留めとしてオーダーいただいたのは10年を越すG-IRONの歴史の中でも非常に珍しく、それだけに新鮮な感覚で作業させていただきました。
アクセサリーはリングやネックレスだけじゃない!
今回の様な形のオーダーも喜んで承りますので、気になる方は是非お気軽にお問い合わせ下さい!
最後に、今回ご依頼いただいたアイテムの詳細を書いて終わりにしたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
SV925オーダー帯留め
素材(Material): SV925
サイズ(Size):63×37mm、厚み約10mm
ダイヤモンド(Diamond)0.3ct(φ4mm)
参考価格:¥90,000〜
納期:約2ヶ月
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご依頼ありがとうございました!
=====================
オーダーの流れ・注意点に関して→ ABOUT
過去のオーダー作品はこちら → WORKS
お問い合わせはこちら → CONTACT
=====================