三寒四温とはよく言ったもので、昨日暑かったかと思えば今日はかなり肌寒い一日。
激しい温度変化になかなか体が追いつかない季節ですが、風邪など引かないようにしっかり体調管理していきましょう!
とはいえ、私は工房に籠りっきりで外界にあまりでないので、風邪を引くことはあまりなさそうですが(笑)
さて、今回はつい最近完成して納品させていただいたオーダー品のご紹介です。
飼い猫モチーフのネックレス
動物モノのオーダーアクセサリーを多く作ってきたG-IRONですが、中でも猫は最も多い数のオーダーをいただいたのではないでしょうか。
(そのうち猫のオーダー品特集しましょうかね)
今回もご依頼主様が飼っている猫をモチーフに制作させていただいたネックレスです。
中央の猫を囲むように赤(ワインレッド)いカラーが施され、さらに外枠にはびっしりと石が並んでいます。
サイズはφ26.5mm(500円玉サイズ)で厚みが4mm。しっかりとしたボリュームのあるペンダントトップですが、
構造上中央の赤い部分は厚みが1mm程なので、サイズ感よりも重さを感じません。
裏面には「らら」の文字が。
外枠と文字以外の部分が正面と同じカラーで色付けされています。
裏面の名前はあえてひらがなで、相撲体のような太くて迫力のある字体をチョイス。
正面の猫の周り、それから裏面の文字以外の部分、画像では赤く見えますが、実際にはワインレッドでもう少し落ち着いた雰囲気になっています。
「UV硬化塗料」という紫外線で硬化する塗料を使用していますが、塗料を配合する事で好きな色が作れます。
今回もワインレッドのカラーを出すために赤、青、黄、緑の塗料をブレンドして、じっくり色作りしています。
(写真で色味を表現できないのが残念!)
外枠に留めた石はキュービックジルコニア。
φ2mmをほとんど隙間なく33pcs留めています。周りの枠に収まるギリギリのサイズでドンピシャでセットしているので、枠の輝きが半端ではありません。
SILVER(地金の種類)と925(シルバーの純度)の刻印は枠の外側、作品としては側面下部に打刻しています。
文字の入っている面を正面にして使用する可能性も考慮し、刻印はこの位置に決定しました。
このペンダントトップの主役、飼い猫の「らら」を中央に配置しています。
こういった動物もののアクセサリーをご依頼いただく場合、その動物(ペット)の魅力を全面に伝えるためにも立体的に制作することが多いのですが、作品としてのバランスや日常の使いやすさを考え、今回は枠の中に収まるような厚みで半立体にしました。
そのため、全体としてかなりスッキリとした印象の普段使いしやすいペンダントトップになりました。
周りの枠の輝き、ワインレッドのカラーで猫が浮き出したように見える効果もあり、全体的に「肖像画」のようなイメージに仕上がりました。
高級感と日常の使いやすさを共存したとても完成度の高いアイテムになりました。
ぜひ末長くご愛用していただければ幸いです!
今回もオーダーありがとうございました!
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今回の作品を制作して半立体という表現にかなりの可能性を感じています。
当然今までに半立体の作品は多く作っていますが、枠の中にスッキリと収まるように、かつ立体感を持たせる。
さらに周りに色を流し込む事で浮き出たように見せて、さらに奥行きを感じさせるような表現ができますし、
何よりアイテムとして使いやすい!
日常的に使うのであればやはりスッキリしていないとね。
そんな訳で、ありそうで意外となかった今回のような半立体作品。
オーダーをご検討中の方もぜひ参考にしてみてください!
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