オーダーメイド ホースシュー ネックレスの作り方〜その4〜

                                
2016.08.05

オーダーメイド ホースシュー ネックレスの作り方〜その4〜

Horseshoe PendantTop3
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連続で紹介しているホースシュー(馬蹄)型のオーダーネックレスの作り方。

今回で第4回となります。

何度も書いていますが、トップページを開いた時に流れる動画(スマフォの場合はYOUTUBEのリンク)で製作しているのが今回紹介しているネックレスです。
実際の動きは動画で確認していただいて、こちらの記事はその補足という感じで進めています。

前回で吹き上がり〜湯道削り〜裏面平面出し〜全体の傷取り、傷揃え、と進みました。
下準備は完了、といったとこでしょうか。
Horseshoe PendantTop1_13

下準備、つまり傷を細かく揃える作業が完了したら、いよいよ本体とバチカンをつなぎます。

ちなみに、バチカンとはチェーンを通すための輪っかの事。例えばシンプルな輪っか(=丸カン)だろうと、装飾の入ったこった形のものだろうと、どちらもバチカン。
形は関係なくチェーンを通すためのパーツをバチカンと言うのです。

バチカンをつなぐ

※画像がほとんどないので、下記の作業内容は動画をご確認ください。
まずはバチカンの下部分を糸鋸でカット。
出来るだけ綺麗にまっすぐ、そして細く、一本の切れ目を入れます。

切れ目を入れたバチカンを慎重に開きます。必要に応じて焼き鈍し(やきなまし)しますが、今回はバレル研磨をしていない(前回記事参照)ので、鈍す必要は無し。
そのままゆっくり開いて問題ありません。
問題は、開く向きや角度。後で綺麗に閉じる必要があるため、「戻しやすい角度」に広げる必要があります。

そうしたら本体を通し、バチカンを閉じます。
ここで隙間なく閉じるのが実はとても難しく、経験や慣れが必要になります。広げるのと同様、ある程度の慎重さと少しの大胆さ、というか勢いのようなものが必要です。

さて、隙間なく切れ目を閉じたら、いよいよロウ付けです。
今回はバチカンと本体は一体化させません。本体の輪っかの中に切れ目のないバチカンが通っている、という形です。

ロウ付け

この時のポイントは、できるだけ本体に火を当てないようにする事。
がっつり火を当ててしまうと、せっかく傷を揃えたのに「火ムラ」が出てしまい、また後で削らなければいけなくなってしまうのです。
この火ムラに関してはシルバーの仕上げの最大の難敵と言えると思いますが、ここでは細かな説明は省きます。
こちらの記事でそれなりに詳しく説明していますので、気になる方はチェックしてみてください。

できるだけ本体に火を当てないようにバチカンのみを温めますが、バチカンと本体が触れているので、熱がドンドン本体に逃げます。しかしそれでOK。本体の温度がある程度まで上がらないと、結局はロウ付け出来ないので、本体の温度が上がる子は問題ありません。
「バーナーの火を直接本体に当てないようにする」事が大事なわけです。

さて、そうやって切れ目をロウ付けしたら酸洗い。ちなみに今回は5分ロウを使用しています。
酸洗いが中途半端な状態ですが、こちら↓がロウ付け後。
Horseshoe PendantTop1_14
実は正面からはロウ目(ロウ付けしたライン)が見えないような角度でバチカンをカットしたんです。
つまり、バチカンの真下よりも少し後ろ寄りで。
そうすることでロウ付けはもちろん、後でヤスリをかける際もやりやすいですし、何よりロウ目が正面から見えないので、オススメです。

 

さて、今回で完成まで進めようかと思っていましたが、思いの外長くなってしまったのでもう一回持ち越し。
次回こそは完成までこぎつけたいと思います!

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