オーダーメイド ホースシュー ネックレスの作り方〜その3〜

                                
2016.08.04

オーダーメイド ホースシュー ネックレスの作り方〜その3〜

Horseshoe PendantTop2
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ホースシュー・蹄鉄。

馬の蹄の消耗を守るために装着されるU字型の鉄製の道具。
近年では鉄の他、アルミニウム、プラスチック、ゴム製の蹄鉄も存在します。
西洋の一部では魔除けとされたり、家のドアや部屋に飾ることで幸運が舞い込むと言われています。

そのため、ホースシューを象ったアクセサリーも数多く存在します。

そんなホースシュー・蹄鉄・馬蹄を象ったオーダーネックレスの作り方を紹介しています。
このwebサイトのトップページの動画で製作しているアイテムが今回紹介しているホースシューネックレス。

前回でワックス原型が完成しました。
Horseshoe PendantTop1_7

そしてキャスト上がり(吹き上がり)がこちら↓
Horseshoe PendantTop1_8
今まで紹介してきたアクセサリーでは、キャスト上がりは銀色でしたが、今回はご覧の通り真っ白。

実は吹き上がりという意味ではこちらの方が正しい、というかオリジナルの状態なのです。

それはなぜかというと、キャスト後に酸洗いをした状態がこの白いもので、いつもの銀色のものはバレル研磨(機械研磨)を行った後だからです。
この白い状態の後でバレル研磨を行うと、いつもの銀色の状態になる、という訳。

ではなぜバレル研磨を行わなかったのか。

バレル研磨は簡単に言うと、ステンレスチップなどと研磨剤を機械でかき混ぜてアイテムにぶつけ、全体を磨くという方法。
ステンレスチップが激しくぶつかるため、バレル研磨を行うと全体が締まって硬くなります。
普段であれば、バレル研磨を行うことで表面が締まるので基本的には行いますが、今回の作品においてはむしろ歪みなどを調整しやすいように、柔らかい状態で良かったのです。

今回のホースシューネックレスは本体のみの高さが約40mm、厚みが4.5mmとかなりボリュームがあり、さらに馬蹄の部分は裏抜きのない無垢の状態なので、キャスト時にある程度歪みが出るだろう、と想像した訳です。
バレルを行って硬くなっている状態だと歪み調整が多少しにくい、ということで、今回はバレル研磨を行わずに吹き上がり、となりました。

傷取り〜仕上げ

ほとんどの作品は同じですが、まずは湯道を除去します。
湯道に関しては過去の記事で色々と書いていますので、気になる方はチェックでお願いします。

そして歪みをチェック。必要に応じて木槌やプラスチックハンマーで叩いて歪みを矯正してから、裏面の平面出し。
Horseshoe PendantTop1_11
鉄鋼ヤスリ〜紙やすりと傷を細かく整えていきます。

そして全体の傷取り。というよりは傷を揃える作業。
様子を見つつ、少し粗めの紙やすりを使って全体を整えます。
Horseshoe PendantTop1_9
細かな部分は精密ヤスリや小さなロールペーパー、細く切った紙やすりなどを駆使して面をなめらかに、傷を細かく揃えていきます。

今回はかなりシャープな形なので、文字の中なども妥協せずにきっちりと。
Horseshoe PendantTop1_10
今回は細かい部分はキサゲ(金属用の刃物)やヘラを多用しています。

徐々にヤスリの目を細かくしていき、傷を揃えます。
Horseshoe PendantTop1_12
#1000程度の紙やすりまでかけ終わった状態。

全体に手を入れて本体の傷が綺麗に整ったら、バチカンも同様に進めます。
Horseshoe PendantTop1_13
ここまで進めたら、いよいよ本体とバチカンをつなぎます。

が、今回はここまで。
次回で完成まで紹介できればと思っています。

今回は出来るだけサクサクと進めていますが、あくまで動画の補助的な説明としてご覧いただければと思います。
最後に改めて動画を貼っておきますので、参考にチェックしてみてください!

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