オーダーメイド ネックレス 紹介 Vol,7【18金と10金のコンビネーション猿ネックレス】

                                
2017.03.26

オーダーメイド ネックレス 紹介 Vol,7【18金と10金のコンビネーション猿ネックレス】

18金と10金のコンビネーション オーダーメイドペンダントトップ
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気づけばもうすぐ3月も終わり。
なんと1年の4分の1が経ってしまった事になります。

いやー、時が経つのが早すぎてこの3ヶ月何をしてきたのか覚えてないくらいですが、ご依頼のオーダー品はしっかり作っていますのでご安心を(笑)

さて、今回はオーダーいただいたアイテムのご紹介です。

シルバーとゴールドやシルバーと真鍮、などの組み合わせは今までに多く制作してきましたが、今回は純度の違うゴールドを組み合わせる、というなかなか珍しい組み合わせのオーダー品です。
オーダーいただいたペンダントトップを紹介する前に、ここで改めて金(ゴールド)について書いておきましょう。

金(ゴールド)の基礎知識

ゴールド、つまり金は24分割で表記されます。
24金を純金(99.9%金)として、純度が下がるごとに数字が下がる、という訳です。
アクセサリーに良く用いられる18金は75%の金と、25%の他の金属によって出来ているモノの事で、つまり純度75%の金のことを指します。

なぜ純度を下げるのか?

それは価格的な問題もあるにはありますが、(純度が高い方が当然価格も高い)それよりも重要な、「硬さ」の問題があるんです。
純金はそれ単体だとかなり柔らかい素材で、アクセサリーとして使用するには強度が足りません。
なので、他の素材(銀や銅など)を混ぜることで素材自体を硬くして、アクセサリーとしての使用に耐え得る強度にしているんです。

カラーゴールドについて

また、金以外に混ぜる素材(割金)の素材や配合を変えることで、金素材自体の色を変えることも出来ます。
例えば銅の配分を増やすことで全体がピンク色に近くなります。
それを「ピンクゴールド」と呼んでいます。

その他の純度

アクセサリーに最も良く使われるのは18金ですが、他にも様々な純度の金が存在します。
厳密にいうと、配合する割合を変えれば純度が変わるので、金の純度は無限にある、と言えます。
ただ、表記的にある程度純度が決まっているので、今回はそれらを簡単に紹介します。
例えば22金。18金よりも純度が高いので、金としての色味は純金に近く、金額も上がります。硬さ的には18金よりも下がります。
他には14金や10金など、純度の低い金素材がここ数年非常に出ています。
金自体の相場が上がっていることもあり、他の素材を多く混ぜることで価格を安くするのが主な狙いですが、それぞれの純度によって色味も変わり、素材の幅が広がる、という意味ではアリだと思っています。

今回紹介するオーダー品も上記のように純度の違う金を組み合わせて製作したペンダントトップになります。

18金と10金のコンビネーションネックレス

今回ご依頼いただいたペンダントトップは上記の通り18金と10金の組み合わせ。
メインのモチーフである「猿」が18金(この猿に関しては後ほど詳しく解説します)
土台となる板の部分が10金となっています。

まずは正面から。
18金と10金のコンビネーション オーダーメイドペンダントトップ
ドッグタグ型の10金の土台に18金の猿を配置。
猿は麦わら帽子をクビに引っ掛け、木の枝を持っています。

実はこの猿、かの有名な「鳥獣戯画」に登場する猿なんです。
これ↓
鳥獣戯画
この猿を立体的に造形したものが、今回のペンダントトップの本体という訳です。

18金と10金のコンビネーション オーダーメイドペンダントトップ
基本的なデザインは鳥獣戯画そのままで、どううまく立体化できるかがポイントでした。
ですが、実はこの絵がとても良くできていて、立体化するのにもほとんど違和感なくできたんですね。
簡単に書かれた絵のようでいて、実はかなりよく考えて製作されたものだということがよくわかります。

18金と10金のコンビネーション オーダーメイドペンダントトップ
一つ元の絵と違うのは、猿の首にかけられたペンダント。
極小なので分かりにくいかもしれませんが、チェスのポーンの形をしています。

18金と10金のコンビネーション オーダーメイドペンダントトップ
猿が持っている枝の部分はワックスでは製作できない細さなので、地金から製作しました。
太さ0.3mmの金線を曲げたりロウ付けしたり叩いたり切ったりして枝を表現しています。
実際の絵と比べると長さが短いですが、ペンダントトップとして引っかかったりしないように長さを調整しています。
また、手の部分と枠の部分でしっかりとロウ付けしているので、簡単に折れてしまうようなこともありません。

18金と10金のコンビネーション オーダーメイドペンダントトップ
金は基本的に燻すことができないのですが、10金くらいの純度になると燻すことが可能です。
なので猿自体は燻されず、土台のドッグタグのみが燻されています。
とはいえ、シルバーや真鍮などのように綺麗に燻せる訳ではなく、ある程度のムラが出ますが、そのムラも今回のペンダントトップの雰囲気に合っているかと思います。

18金と10金のコンビネーション オーダーメイドペンダントトップ
そして裏面には、φ3mmのエメラルドを中心にセット。
和風の表面と打って変わって裏面はモダンな雰囲気に仕上がっています。

鳥獣戯画の猿、ドッグタグ、そして18金と10金のコンビネーションと色々な要素が混じり合って独特の雰囲気を醸し出すとても楽しいペンダントトップになりました。
個人的にも新しい技術などに挑戦出来たので、とてもいい勉強になったと思います。

今回もオーダーいただきありがとうございました!

 

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最後に業務連絡です。

3/29(水)は所用のため終日お休みとさせて頂きます。
お電話でのお問い合わせには対応出来ませんのでご注意ください。

メールでのお問い合わせに関しては30日以降に順次返信させていただきますので、ご了承ください。

 

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