シルバークリップ スプリング交換リペアのご紹介

                                
2016.12.02

シルバークリップ スプリング交換リペアのご紹介

ウォッチブレスクリップリペア
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クリスマスに向けたオーダーメイドアクセサリーの受付は12/5までとなります。
5日を過ぎてしまうと基本的には年明けのお届けになりますので、クリスマスまでの納期をご希望の方は是非お急ぎください!
※ご希望のデザインや仕様によってはクリスマスまでに間に合わない場合があります。その際は申し訳ありませんがご了承ください。

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さて、少し前の記事でアクセサリーのリペア(修理)も行なっているんです、という記事を書きましたが、今回はもう少し具体的な説明をしていきたいと思います。

リペアのご依頼の中でも最も多い、クリップのスプリング交換。
その作業に関して具体的に画像を交えながら説明していきたいと思います。

シルバーアクセ クリップスプリング交換リペア

ブレスレットやウォレットチェーンに多用されるクリップ。こういった形状のものが一般的ですね。
ブレスレットクリップ

このクリップの中にはスプリングが仕込まれていて、クリップを開くとバネが効いて元に戻ろうとします。
簡単にいうと、洗濯バサミと同じような構造です。

で、中のスプリングがよく破損するんですね。
基本的にはステンレスのバネ線が使われていて、クリップの軸になる部分に巻きつくような形で仕込まれていますが、スプリングの直径は狭く、また可動範囲が結構大きいため、どうしても長期間使用していると経年変化でスプリングが割れてしまいます。
中にはクリップ内部の壁とぶつかっていて、そこから汗がスプリングに伝わって腐食し、かなり早い期間で壊れてしまう、という例もあります。
どちらにしろ、それなりの期間使用しているとスプリングが割れてしまうのは必然的なアイテムなんです。

今回紹介するアイテムも例にもれず、スプリングが割れてしまったアイテムです。

ウォッチブレススプリング交換リペア

今回はこちら↓のウォッチブレス(腕時計を装着するためのブレスレット)を用いて、リペアの工程を簡単に紹介していきます。
ウォッチブレスクリップリペア
リペア前の状態。
時計の部分はご依頼主様が外した状態でお送りいただきました。

このクリップ部分↓がスプリングが破損して、カパカパになってしまっています。
ウォッチブレスクリップリペア
クリップの裏側↓。
ウォッチブレスクリップリペア
クリップの構造は何種類かありますが、今回は一番数の多い基本的な構造。
中心にある半球状のパーツが蓋の役割をしています。

リペアの手順

まずはこの蓋となっている半球状のパーツを外します。
ウォッチブレスクリップリペア
このパーツの外し方にも少しコツがありますが、簡単にいうと、薄いものを隙間に差し込んで浮き上がらせるような感じ。
茶色く見える部分は接着剤。蓋を外した後はこの接着剤を除去します。

綺麗に接着剤を除去するとこんな感じ↓に。
5
よく見ると6カ所に切り込みが入っていて、それを広げることでクリップを抑え込んでいるのがわかります。
つまり、蓋は見た目をよくするためとある程度の補強で、実際にクリップを固定しているのはこのかしめた部分なんです。

かしめた部分をうまく閉じると、パーツを分解することが出来ます。
ウォッチブレスクリップリペア
そうやって分解した中身がこんな感じ。

なんと、スプリングは折れていない・・・
ではなぜバネが効かなくなったのかというと、使用している間に中でバネがずれて、引っ掛けている部分が外れてしまったようですね。
バネの巻き方が良くなかったんでしょう。
バネが折れる場合が多いですが、こういった原因で使えなくなってしまうこともたまにあるのです。

どちらにせよこのバネは使えないので、バネを巻き直します。
ウォッチブレスクリップリペア
巻き数や内径などは元ものもを参考にしながら、細かい部分を少し変えています。

クリップの内部を一度洗浄してからこのバネを仕込みますが、
ここで痛恨のミス。
仕込んだ後の画像がないのです。。。すみません。。。

イメージ的には上の画像に近いのですが、内部にある突起にバネを引っ掛けてからうまいこと調整しつつパーツを合わせていきます。
そしてとりあえず組み立てた状態がこちら↓
ウォッチブレスクリップリペア
この段階ではまだ簡単に外れてしまいますが、とりあえず動きをチェック。ウォッチブレスクリップリペア
これで問題ない、と判断したら、軸の部分を再度広げて、クリップを固定します。ウォッチブレスクリップリペア
これでとりあえず元に戻りました。

後は蓋を接着剤で固定すれば元どおり、なのですが、蓋の部分の足がとても短いのが気になります。
(最初の状態)
ウォッチブレスクリップリペア
なので、一度足の部分をカットしてしまい、新たに銀線をロウ付けして足を長くしました。
(その画像も無いという。。。)

それからしっかりと接着。
1日置いてから、全体を磨き直して作業の完了です!

リペア完了後

リペア完了後のブレスレットがこちら↓
ウォッチブレスクリップリペア
元の状態とほとんど変わらないように見えますが、全体の変色や汚れは綺麗になくなっています。

今回はキズ取り(新品仕上げ・別途工賃がかかります)は行なっていませんが、キズ取りを合わせて行うと、新品同様の状態にして作業の完了となります。

クリップ部分。
ウォッチブレスクリップリペア
変色やくすみが消えているのがなんとなくわかるでしょうか。ウォッチブレスクリップリペア
こちらも大きな変化はありませんが、スプリングが適正に仕込まれているので、しっかりとバネが効いています。
ウォッチブレスクリップリペア

これにて一通りのリペアの流れは完了です。
最低でも現状復帰、そしてその後も長く使えるように、場合によっては補強を入れたりと、リペアは個々のアイテムの状態によって作業工程がかなり変わるので、アイテムごとにお見積もりを出しています。

オーダーメイドと同じで、大体の参考価格はあっても、結局は物によって金額が変わってきますので、先ずはお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

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愛着のあったアイテムであればあるほど、壊れてしまったからといって簡単に別のものに買い換える事は出来ませんよね。
直して使えるのならばそうしたい、という方も多いでしょう。

もし、あなたのお宅に壊れてしまったアクセサリーやサイズの合わなくなってしまった指輪などがありましたら、是非お気軽にお問い合わせください!
アクセサリーリペアに関して、詳しくはこちら↓
http://www.g-iron.com/?mode=f11

 

そして、是非、そうやって何回でも直して使いたくなるような一品をオーダーメイドで製作してみてはいかがでしょうか?

 

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